その時、リアルタイムでNYにいた訳では無いのですが、あのテロ事件関連の報道をみる度、いまだに緊張してしまいます。 その日、能天気に聞こえてしまうかもしれませんが、私はハワイから帰国の予定でした。 現地の時刻で、10日の未明にアメリカ本土に出張滞在していた友人から電話。 友人K 『おい、テレビ観たかっ?』 私 『えっ!?テレビって、今何時?寝てたけど…』 まだ頭が働いていない私に、、Kは声を震わせ、大変なことが起きている、大規模なテロが発生していてNYのワールドトレードセンターが炎上していて、ペンタゴンやホワイトハウスも狙撃だか、包囲だかされているらしく、(この時点では不確かないろいろな情報が飛び交っていたらしい…)現在アメリカ中に飛んでいる4000以上の全ての商用飛行機は最寄りの空港に緊急着陸して、空港も閉鎖され、再開のメドは当分つきそうに無いらしい、と話してくれました。 訳のわからないままテレビのリモコンに手を伸ばしました。その時は、ただ頭の中が、真っ白になったという事だけを記憶しています。ただ、画面で繰り広げられている大惨事と、自分が、もうしばらく家に帰ることができない現実が結びついて実感となるまで、そう時間は掛かりませんでした。と言うのも、アメリカン航空の乗務員がたまたま近くに滞在していたものですから、悲しみ、怒り、動揺、祈り、などをリアルタイムで、間にあたりする事になったのです。私はその時、自分でもビックリするぐらい冷静だったのですが、同時に、首筋から、うなじあたりにかけて、訳も解らないガクガクする感覚に囚われました。 あれから3年、メディアなどで、『テロに屈しない強いアメリカ』が、いろいろな角度から報道されています。自分の身を守るために、逃げよ、隠れよ、相手を理解せよ、では無く、身を張って銃口に立ち向かえ、戦え、手段は問わない殺せ、みたいな事を聞くと私の中で、更なる不安と緊張が高まります。 I LOVE New Yorkさんの9/11 Nine Eleven 忘れもしないあの一日 Part 1に、トラックバックさせて頂きました。
by giorni
| 2004-09-11 14:22
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渋谷区に絵的アーティストとふたり暮らしなのですが、地に足の付かない生活を送っています(しばしばネット環境からも離れます)
現在のところ、特別テーマも、何とてお役に立つ事もない雑記ブログですが、遊びに来て頂けると、はしゃぎます。 最新のトラックバック
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