マティス展 ~その2~
二部に渡って述べるほどの自論がある訳でも無いのですが・・・
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大成した人物の残したWORKや、生き様等にふれる機会があると、いろいろと"気づき"があったり、ちょっぴり"影響"を受けてしまったりします。(すぐに忘れてしまうことも多いのですが…)

マティスは数々の魅力的な作品を後世に残した画家です。
でも、イコール"彼の作品全てが完成された秀作だった"とは限らないんだぁ~、っと、勝手な思い込みをしてみました。今回の展示の中にも、「もしかしたら、これって途中で嫌になってしまって、半端な気持ちで筆を止めてしまったのでは…」とか、「ちょっと遊び心で何枚も描きなぐった内の一枚じゃないのかな?」(もちろん"巨匠"の描いたものなので現在単体でも価値のあるものには変わりないのですが)なぁんて、いくつかの作品に考えさせられました。

で、今回の"気づき"や"影響"は、ここからでした。
大切なのは、モチーフを小奇麗に写実した完成品に仕上げる事だけではなく、何度も自分の五感を駆使して、見(観)る、試してみる、その時点で見えるものを形や行動にしてみる、その結果、上手くできなかった愚作も、何度も同じようなことをして時間の無駄に思えるような愚行も、『プロセス』だったり『バリエーション』として素晴しいモノ、コトなのかもしれない、ってふと思い、昨日、ちゃんと結果のある解答を持たないまま、春から休職させていただいている職場に足を向けました。5ヶ月ぶりに東京の外に出て行ったことだけでも、私の今後の人生においての何らかの『プロセス』かもしれません。その証拠に、身体がまだ完全に云うことを聞いてくれない現在でも充分に、自分が恵まれていて幸せだという事を再認識する一日になったのです。

あっ、職場の方々にはご迷惑だったかもしれませんっ、お忙しいのに…
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by giorni | 2004-09-18 11:04 | 芸術・造形・探求…
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